【Vol.1】 静岡の皆様と共に。地域を盛り上げるために全力で走る続ける熱いメンバーたち!
皆さま、こんにちは。
地域連携事業部の部長を務めております、
田井中亮範(たいなかあきのり)と申します。
地域連携事業部は、ホストエリア静岡県の皆さまに静岡ブルーレヴズのことを知ってもらい、関係づくりを行う地域推進ユニット(以下、地域推進」)と、地域の皆さまへのラグビー普及やスクール・アカデミー事業を行う育成・普及ユニットで構成しています。
今回は地域推進ユニットの活動のご紹介と、地域に対する思いが人一倍強い、自慢のメンバーをリレー形式で紹介をさせて頂きます。
田井中亮範 編
まず、私ですが前身のヤマハ発動機ジュビロで選手としてプレーし、(2000 年~2006 年)、その後 2008 年よりスタッフとして、チームマネージャー、総務・普及、GM、試合運営担当と、多岐に渡る業務を経験させて頂きました。
静岡ブルーレヴズ(以下、「ブルーレヴズ」)としてスタートした 2021 年 6 月以降、企業スポーツからプロスポーツへの変革に戸惑いを感じながらも、学びが多く、刺激的な毎日を過ごしています!!
地域推進ユニットとは?
さて、地域推進ユニットは、クラブの MISSION/VISION のもと、以下を実現するために日々業務に取り組んでいます。
① 静岡の明るい未来・まちづくり (産・官・学連携)
② 静岡の人々・こどもたちの笑顔と感動づくり(地域活性化、感動創造)
③ スポーツのチカラで人と人、地域と地域をつなぐ(ALL FOR SHIZUOKA)
12 月からリーグワン 3 シーズン目が始まりますが、設立当初は
「静岡ブルーレヴズって何のチーム?」
という方が県西部地区でもほとんどでしたが、地道な活動を継続することにより、少しずつ認知が高まってきていると感じています。
これは、静岡県や自治体の皆さま、連携させて頂いている教育機関の皆さまのご協力があってのことだと感じていますし、地域の子どもたち・皆さまの笑顔や温かいお声がけにいつも報われています。本当にありがとうございます!
今後も、ラグビーそのものの魅力は勿論のこと、選手やクラブスタッフの魅力を皆さんにお届けすることで、静岡県の皆さんに自慢してもらえる、日本一のクラブを創って参りたいと思います!
「静岡を日本一に!」
正本豊 編
皆さま、こんにちは。地域推進の担当をしている、
正本豊(まさもとゆたか)
と申します。自己紹介も含めて、これまでの地域推進としての取り組みや今後の展望についてご紹介できればと思います。
私は中学からラグビーを始め、大学まで様々な環境でラグビーを続けてきました。大学卒業後はラグビーから離れ、空調機器メーカーに就職し、そこで約6年間、人事部門での業務を経験しました。
社会人として時間を過ごす中で、「ラグビーに関わる仕事がしたい!」という気持ちが強くなっていく中、RWC2015イングランド大会で、日本代表が南アフリカ代表に勝利した試合をテレビで観戦していて、「絶対にラグビーに関わる仕事をする!」という想いになりました。その後、色々なご縁のおかげで、2017年から、静岡ブルーレヴズの前身であるヤマハ発動機ジュビロのチームスタッフとして働くチャンスをいただきました。トップリーグ最終年2021シーズンまで、チームスタッフとして外国人選手のグラウンド内外でのサポート、チームマネージャー、RWC2019日本大会でのエコパ開催4試合のアシスタントマッチマネージャーなど様々な業務を経験しました。
2021年6月、ブルーレヴズとしてスタートするタイミングで、強化(チーム)から事業(いわゆるフロント)の仕事に移りました。
ブルーレヴズとして、ホストエリアを静岡県全域として活動することが決まり、地域との関わりが強く持てる業務を希望し、現在の仕事を担当することになりました(サッカーJリーグのクラブでいう「ホームタウン活動」に近いです)。
どうやったら静岡の皆さまに愛されるクラブになれるか?そのためにはどのような関係を構築すればいいか?合わせて、
「静岡の皆さまにブルーレヴズを応援してもらえること」とはどういうことか、その意味を自分なりに考え続けてこれまで取り組んできました。
地域推進の業務は、静岡県内の自治体や各種商工団体、教育機関との取り組みが中心です。
これまで、
静岡県はじめ各自治体(浜松市、磐田市、袋井市、掛川市、静岡市、菊川市、湖西市、西伊豆町、沼津市)と個別のパートナーシップ協定を締結しました。
(2023年11月時点で県+9市町と協定締結)
自治体との協定の内容は、ラグビーを通じたスポーツの普及や子ども達の健全育成、ラグビークラブを活用した地域活性化を中心とし、細かい部分は自治体との協議により個別に決めています。
また、教育機関である、静岡県内の高校・大学とも産学連携協定を締結し、様々な連携事業に取り組んでいます。(2023年11月時点で高校2校、大学1校と協定締結) ↓以下はその一部です。
私が仕事をする上で意識していることは大きく2つです。
① 長期的な関係性を築くこと
自治体はじめ地域の方との関係づくりは長期の視点を持つこと、継続性を考えることを大事にしており、そのために今何をすべきか日々考えています。静岡で愛されるクラブになるためにはやはり時間がかかります。そのためにも、短期志向ではなく、将来的に継続して一緒に取り組める関係性が大事だと考えています。
② 連携することでWin-Winになること
プロクラブとして活動する以上、お互いにとってwin-winとなる取り組みや関係構築は必須です。
そのため、お互いにとってプラスになるかという視点も含めて考えています。事業会社としての「事業性」と地域のクラブとしての「公共性」のバランスを日々意識しています。ブルーレヴズ自身が発展・成長することで、地域に対してより大きな還元ができると考えています。
具体的な活動例
① 日々の地域イベントへの協力・参加
3シーズン目のブルーレヴズは、今はまだクラブを知ってもらうという段階でもあります。そのために、地域のイベントには積極的に協力して参加しています。そうすることで、「静岡ブルーレヴズ」を知ってもらえる機会としてはもちろん、ホストゲームやファンクラブ、ラグビースクールの案内などのPRをすることができます。自治体の方やイベントの主催や運営の方との関係性も構築できつつある成果として、地域イベントの参加はじめ多くの協力依頼のお声掛けをいただけるようになりました。
② シーズン中のホストゲーム(静岡県内で開催される静岡ブルーレヴズ主催の試合)の関わり
私は、「一度スタジアムに来てもらえれば、安心安全で楽しい時間を過ごしてもらえる」という想いがあります。それは、試合のために日々頑張っている選手、選手を支えるコーチングスタッフ、クラブ内でホストゲームでの施策やイベント、運営面のことを日々徹底的に考えて準備している仲間の存在があるからです。スタジアムでしか味わえない非日常の雰囲気や臨場感をぜひ体験していただきたいです。
また、自治体はじめ地域の関係団体の方には、ホストゲームを活用してもらえるよう、日頃からコミュニケーションを取っています。ホストゲームには静岡県内の方を中心に、ビジターチームのファンの方も多く県外から来られます。多いときは1万人を超える方が来場されます。自治体や地域団体の方には、ホストゲームをPRやイベントのトライアル、発表の場として活用してほしい、と考えています。
今シーズンのホストゲーム開幕戦は12/17(日)です。(14:00KO @ヤマハスタジアム)来場される方に楽しんでもらえるようなイベントを準備していますので、ぜひ楽しみにしていてください!!
また、ホストタウン(パートナーシップ協定を締結している自治体)と連携して、ホストゲームでの招待企画も実施します。まだラグビーを観たことがない。といった方には、ぜひこの機会にレヴズのホストゲームをお楽しみいただければと思います。
※「袋井市」「掛川市」「菊川市」「静岡市」「西伊豆町」 「沼津市」にお住まいの皆さまの対象試合は決定次第お知らせいたします。
「ブルーレヴズは地域との距離が近い。身近な存在。」「ブルーレヴズと一緒に取り組みができないかまずは聞いてみよう。」といった関係性と取り組みの積み重ねが、結果として「静岡にブルーレヴズがあって良かった」「ブルーレヴズを応援しよう」と思ってもらえるようことに繋がると信じています。これまでのプロスポーツクラブの枠を超え、ブルーレヴズ設立の想いである「静岡のみなさまに愛されるラグビークラブ」となるために、地域に貢献できる仕事を続けていきたいと思います。
また、この夏から新しいメンバーも2名加わりました。これまで以上に地域との連携を加速していきたいと考えています。後編では、新しいメンバーにバトンを渡します。後編もお楽しみください!