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ブルーレヴズの一歩

皆さんこんにちは!
日野剛志です。

先週末4月6日(土)は静岡ブルーレヴズにとって記念すべき日・試合になりました。


トピックは2つ!

矢富勇毅選手の150cap

ブルーレヴズとなって初の3連勝


このふたつが同時に達成され、ブルーレヴズの歴史の1ページに刻まれました。

試合後に力強い挨拶をした矢富勇毅さん

まずは矢富さんの150capですよ。39歳、リーグワンDiv.1最年長。
ヤマハ発動機ジュビロ時代からクラブの紆余曲折を知るレジェンド。
大怪我を何度も乗り越えての150試合は本当に凄すぎます。

チームとしても矢富さんの節目の試合に絶対勝ってお祝いしようという想いを全員が持って1週間準備してきました。(勝ってよかった!本当に、、)

クラブへの想い、ラグビーへの熱量、ラグビー選手として誰よりもプロフェッショナルでありながらみんなの兄貴分として気さくに話をしてくれる頼りになる存在です。

ピッチ内外で誰よりも身体を張り、最前線でチームを引っ張ってくれる存在

私も2年目の若手時代にレギュラーを取るチャンスが回ってきた時に矢富さんに言われた一言が今も忘れられません。


「ここでタケシがチームの中でどんな存在、立ち位置になっていくかで今後のラグビー人生が決まってくるな」


練習後の立ち話でご本人は覚えてないかも知れませんが、、
目の前のチャンスを掴むことだけを考えた自分に、それがもっと先の未来、自分の人生を変えられる事に繋がってることを気づかせてもらいました。
それが「死ぬ気でレギュラーを掴む、掴んだら離さない」と覚悟を決めたキッカケの1つになりました。

振り返ってみるとやはりそのタイミングで試合に出られるようになった事が今もこうやって同じチームで一緒にプレーできている事に繋がっているので、あの時の言葉は本当にありがたかったです。

これはほんの一例で他にも矢富さんとの熱いエピソードを持った選手がうじゃうじゃいると思います。

プレーでの貢献はもちろん。グラウンド外のところでも貢献しまくってる矢富さん。

今回だけは言わせてください。

どうもおおきに。やっつ。

本当におめでとうございました!!
まだまだcapを伸ばしてください!!

「やっつおめでとー!!」の掛け声でみんな笑顔に😊


そしてチーム初の3連勝
リーグワンになって初という事ですね。

正直、矢富さんの150capを勝ってお祝いすることを考えていたので3連勝は全く意識してませんでした。笑

トップリーグ時代には12連勝も経験したこともありますし、一喜一憂せずに目の前の試合に集中して戦った先に連勝という記録がついてくるものだと思っています。

とはいえ、今のレヴズにとってクラブ初の3連勝は大きな一歩です。
今後プレーオフ進出、優勝を目指していく上でこの連勝を4、5、6と伸ばしていけるチームになっていかないといけません。
そういった意味では通らないといけない、クラブの未来につながっていく3連勝だったと思います。

残り4試合で何ができるか、どこまでいけるか、もちろん目指すは全勝

そして4連勝が懸かった次節もホストゲーム


ネンイチ・アイスタ



好きなんですよね。このフレーズ。
カタカナのインパクトもあって目に付くし、つい口に出して「ネンイチ・アイスタ」と言ってしまいます。
事業部の薄隅さんが考えたとお聞きしましたが個人的に刺さりまくってます、最高です!ありがとうございます!

そしてIAIスタジアム日本平は静岡市にある本当に素晴らしいスタジアムで私たちもいつも気持ちよくプレーをさせてもらえます。
そして毎年熱い接戦の試合になりがちというあるあるもあります。
今年の相手は昨季のチャンピオンチームであるスピアーズ。
前回の対戦では家村選手の劇的なトライで勝つことができました。
現在、6位と8位で勝敗によって順位が入れ替わる状況で上位を目指す両チームにとってお互いのプライドがぶつかり合う試合になります。

先週末、ブルーレヴズが踏み出した一歩。
この歩みを止めないためにも全員で戦いましょう。
皆さんの応援が力になります。

ネンイチ・アイスタ
アイスタで会いましょう。



日野剛志

熱いご声援をよろしくお願いします!

日野剛志(ひのたけし) Takeshi Hino
静岡ブルーレヴズ(SHIZUOKA BlueRevs)所属のラグビー選手。ポジションは:HO(フッカー)。身長172cm、体重98kg。あだ名は「ひのちゃん」「たけし」「ヒノタケ」。日本代表キャップは5(2022年6月時点)。1990年1月20日生まれの33歳、4歳からラグビーを始め、福岡県立筑紫高等学校ラグビー部を卒業後、同志社大学ラグビー部に進学する。大学を卒業する2012年に、ヤマハ発動機㈱に入社し、同ラグビー部の「ヤマハ発動機ジュビロ」にてトップリーガーとしてプレー。サンウルブズやフランスTOP14トゥールーズなど海外リーグでのプレーも経験し、今に至る。2022年5月には、日本ラグビーフットボール選手会の会長にも就任。選手目線からラグビー界を盛り上げていこうと意欲的に活動している。チャーミングな笑顔と温かさで多くのファンを惹きつけており、選手だけでなくファンをとても大切にする紳士な性格。