オフィシャルライター │ 大友信彦マガジン
2022-2023シーズンクラブオフィシャルライターを務める大友信彦さんによるマガジン。各種試合の観戦記や、選手スタッフインタビューなど「静岡ブルーレヴズ」の魅力を最大限に表現します。月4-6ペースで更新されます。 ー大友信彦(おおとも・のぶひこ) 1962年宮城県気仙沼市生まれ。 1985年からフリーランスのスポーツライターとして活動。 『東京中日スポーツ』『Number』『ラグビーマガジン』などで取材・執筆。 WEBマガジン『RUGBYJapan365』スーパーバイザー。 ラグビーは1985年から、W杯は1991年大会から2019年大会まで8大会連続全期間を取材。ヤマハ発動機については創部間もない1990年から全国社会人大会、トップリーグ、リーグワンの静岡ブルーレヴズを通じて取材。ヤマハ発動機ジュビロのレジェンドを紹介した『奇跡のラグビーマン村田亙』『五郎丸歩・不動の魂』の著者。
下を向いている時間はない。~大友信彦観戦記 4/27 リーグワン2023-24 D1 R15 コベルコ神戸スティーラーズ戦 ~
Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ /谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー) 4月27日、静岡ブルーレヴズは東大阪市の花園ラグビー場でコベルコ神戸スティーラーズと対戦した。NTTリーグワン2023-24 D1の第15節。プレーオフ進出という目標は、ブルーレヴズはサンゴリアスとの引き分けで、スティーラーズはスピアーズ戦での敗北で、ともに前節で消えていた。しかし、目標が消滅したわけではない。
勝てなかったが負けもしなかった―きっとこれが、今のブルーレヴズ。~大友信彦観戦記 4/19 リーグワン2023-24 D1 R14 東京サントリーサンゴリアス戦 ~
Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ /谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー) 4月19日、金曜日。ブルーレヴズは夕刻の東京・秩父宮ラグビー場に姿を現した。NTTリーグワン第14節、サンゴリアス戦はブルーレヴズにとって今季初の「金曜ナイター」。そしてこの試合にはもっと大きな意味があった。ブルーレヴズは前節、アイスタのスピアーズ戦で引き分け。プレーオフ進出へは、残り3試合すべてに勝ち、かつ上
「大声援に大きな力をいただいた。その方々のために、支えてくれる家族やチームのために」~大友信彦観戦記 4/13 リーグワン2023-24 D1 R13 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦 ~
Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ /谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー) 4月13日(土)、日本平は穏やかな晴天に包まれていた。Jリーグ清水エスパルスのホームスタジアムとして知られるサッカーの聖地アイスタ(IAIスタジアム日本平)。Jリーグのベストピッチ賞を何度も受賞してきた極上の芝が、年に一度、楕円球の戦場になる。今年、ブルーレヴズがその地へ迎えたのは昨季のリーグワン王者・スピアー
1戦ごとに最大限の勝点を積み上げ続けるのみ。~大友信彦観戦記 4/6 リーグワン2023-24 D1 R12 三重ホンダヒート戦 ~
Text by 大友信彦(静岡ブルーレヴズオフィシャルライター) Photo by 静岡ブルーレヴズ /谷本 結利(静岡ブルーレヴズ オフィシャルフォトグラファー) トヨタヴェルブリッツ戦の勝利から1週のBYEを挟んで迎えたリーグワン第12節。静岡ブルーレヴズは本拠地ヤマハスタジアムに三重ホンダヒートを迎えた。 リーグワンは前節で逆カンファレンスとの交流戦を終え、ここからは同一カンファレンスとの2巡目の対戦になる。前回の戦いから何を学び、チームがどう成長したかを示す5連戦