Attitude
態度・心構え・立ち振る舞い
タイトルの「Attitude(アティチュード)」を調べるとこういった意味が出てきます。
今まさに自分に必要なのはこの言葉をグラウンドで体現することではないかと思っています。
現在静岡ブルーレヴズは3勝3敗からの2連敗
2試合ともセットプレーでの強みを発揮し切れず大量失点を喫しての負けでした。個人としてもタックルミスも多くセットプレーでも貢献できておらず歯がゆい気持ちです。
でも一番悔しいのは試合を観ている試合に出れないチームのメンバー/スタッフ、そしてレヴニスタのみなさんということも理解しています。
なので試合に出ている15人にはブルーレヴズの代表として戦う責任があります。
特にホストゲームでは絶対に勝ってレヴニスタが誇れる試合をしなくてはいけないと思っています。
そういった事を踏まえて直近の2試合というのはそういった責任を果たせているとは言い難い結果になっておりチームとしては厳しいレッスンを受けているような状況です。
(ここを乗り越えればチームとして成長できるチャンスとも言えますが)
こういった時に何が重要か?
私はこのタイトルでもあるAttitudeが大事だと思います。
試合に負けて下を向くのは簡単、ベクトルを他に向けて負けた理由を探すのも簡単です。
それでも試合はまたすぐにやってきます。
そんな中で週明けの練習にそういった負の雰囲気を出している人間がいると不思議とチームに伝染していくものです。
そんな時こそ、前を向いてボディランゲージで前向きな態度を示しチームにエナジーを与え、自分にベクトルを当ててミスやレビューに真摯に向き合い、改善してチームに貢献する立ち振る舞いを1人1人ができるか。この心構えを辛い時こそ持ち、それを示せるかでチームの結果は自然とついてくると信じています。
ましてやリーグワンは現在5連戦中の真っ只中、劇的に上手くなったり、強くなったりすることはありません。チームとしてこれまで準備してきた、積み上げてきたものを試合で、目の前の1プレー1プレーでいかに発揮できるか。
そのためには負けを引きずっている時間はありません。
全員で前を向いて態度で示し続けて一生懸命プレーしてるチームの方に楕円球は転がってきます。
ラグビーはそういうスポーツなのです。
誰かがやってくれるのを待つのではなくまずは自分からグラウンドでの「Attitude」を体現してこれからもチームの勝利のために貢献できるように頑張っていきます。
次節横浜キヤノンイーグルス、リコーブラックラムズ東京、ビジターゲームはもちろん、次回のホストゲームである3/23(土)のトヨタヴェルブリッツ戦ではレヴニスタの皆さんが誇れる試合を!
そして共に勝利の歓喜を分かち合いましょう!
皆さんの力が本当に力になります!ぜひ応援に来てください!
エコパスタジアムで会いましょう!
3/23(土)は限定企画として『 姫野和樹選手とコラボするひのたけシート 』も3/10(日)まで募集中ですのでたくさんの応募お待ちしております。
日野剛志
日野剛志(ひのたけし) Takeshi Hino
静岡ブルーレヴズ(SHIZUOKA BlueRevs)所属のラグビー選手。ポジションは:HO(フッカー)。身長172cm、体重98kg。あだ名は「ひのちゃん」「たけし」「ヒノタケ」。日本代表キャップは5(2022年6月時点)。1990年1月20日生まれの33歳、4歳からラグビーを始め、福岡県立筑紫高等学校ラグビー部を卒業後、同志社大学ラグビー部に進学する。大学を卒業する2012年に、ヤマハ発動機㈱に入社し、同ラグビー部の「ヤマハ発動機ジュビロ」にてトップリーガーとしてプレー。サンウルブズやフランスTOP14トゥールーズなど海外リーグでのプレーも経験し、今に至る。2022年5月には、日本ラグビーフットボール選手会の会長にも就任。選手目線からラグビー界を盛り上げていこうと意欲的に活動している。チャーミングな笑顔と温かさで多くのファンを惹きつけており、選手だけでなくファンをとても大切にする紳士な性格。