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2023の幕開け

皆様あけましておめでとうございます。

新年最初の投稿になります。
今年も"日野剛志がみるブルーレヴズ"
どうぞよろしくお願いします。

そして早いものでリーグワンが開幕して既に2試合を消化しました。
クリスマスに行われたホストゲーム初戦にはたくさんの観客の方にお越し頂き本当にありがとうございました。
結果は残念でしたが、たくさんの観客、大漁旗、高鳴るバイクのエンジン音、日本のスポーツ会場として唯一無二の場所であるヤマハスタジアムでプレーできたことは1選手として最高の喜びでした。

毎試合あの雰囲気で盛り上がれるようにもっと良いパフォーマンスを出して熱い試合を魅せるのはもちろんのことラグビー界、静岡県を盛り上げる活動をしていきますので引き続きスタジアムに足を運んで頂きご声援のほどよろしくお願いします!

グラウンドから見える最高の景色
いつもこの声援から勇気をもらいます

我が静岡ブルーレヴズは開幕2連敗となりましたが、7日からも試合は続きますし悲観している暇はありません。(もちろん反省はたくさんしています)
ここで大事なのは

自信を失わないこと。チームとして目指すべき姿、やってきたことを信じてやり続けて全員が同じ方向を向くこと

が鍵となります。
レヴニスタの皆さんにも悔しい思いをさせていますが、信じてもらって一緒に戦ってもらいたいです。

チームの課題は明確で”規律”を80分間保って戦うことが出来るかだと思います。この2試合、簡単な反則で相手に主導権を渡してしまったり試合の終盤に逆転されるキッカケを自分たちで作ってしまいました。苦しい時にも我慢をして反則を犯さずにプレーし続ける。Team 1stの気持ちを持ってチームのためにプレーすることが求められます。

その課題を解決すべくチームで練習から意識して取り組むのはもちろん、クワッガ、奥村両キャプテンを中心に数人の選手で構成されるリーダーズグループでもチームとしてより良い方向にいけるように話し合いを重ねて改善に繋げています。

レヴズの生命線、スクラムのチェック

現在チームの雰囲気は良く、大久保グラウンドで毎日強度の高い練習ができています。
特に試合に出場できないメンバーの練習でのプレッシャーは凄まじく本番の試合さながらです。これはチーム内で良い競争ができている証拠ですし、日々学びや成長に繋がっています。
そうやって試合には出れなくても対戦相手役に徹する役割を果たしてくれるチームメイト、支えてくれるコーチ陣、フロントスタッフ陣、レヴニスタの皆さんの為に試合に出る選手はプレーする責任がありますし勝ってみんなで喜びを分かち合いたいです。

私もここまでの2試合でセットプレーを牽引できなかったり意識すれば防げる簡単な反則を犯してチームに迷惑をかけてしまいました。試合に出場する人間の責任を次節では果たしたいと思います。

年明けからも試合は続きます。まだまだ始まったばかりのリーグワン。年始一発目から寒さを吹っ飛ばすような熱い試合をするために正月返上で全チームのラガーマンが頑張っています!今年一年もたくさんスタジアムでお会いしましょう!!!

フロントローでスクラムマシンに新年のご挨拶
河田選手の顔から今年はやってやるぞ感がありますね😂

日野剛志(ひのたけし) Takeshi Hino

静岡ブルーレヴズ(SHIZUOKA BlueRevs)所属のラグビー選手。ポジションは:HO(フッカー)。身長172cm、体重98kg。あだ名は「ひのちゃん」「たけし」「ヒノタケ」。日本代表キャップは5(2022年6月時点)。
1990年1月20日生まれの32歳、4歳からラグビーを始め、福岡県立筑紫高等学校ラグビー部を卒業後、同志社大学ラグビー部に進学する。大学を卒業する2012年に、ヤマハ発動機㈱に入社し、同ラグビー部の「ヤマハ発動機ジュビロ」にてトップリーガーとしてプレー。サンウルブズやフランスTOP14トゥールーズなど海外リーグでのプレーも経験し、今に至る。
2022年5月には、日本ラグビーフットボール選手会の会長にも就任。選手目線からラグビー界を盛り上げていこうと意欲的に活動している。
チャーミングな笑顔と温かさで多くのファンを惹きつけており、選手だけでなくファンをとても大切にする紳士な性格。