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最後の戦い

長かったシーズンも終わりが近づいて来てしまいました。

次節が今シーズンの静岡ブルーレヴズ最後の戦いです。


今こそ皆で1つに!


自分達の目指すべき場所には届かずリーグがクライマックスを迎える前にシーズンを終えてしまうことは非常に悔しいです。
日頃より応援・サポートしていただいてる皆さんの期待に結果で応えることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ私は、勝つために辛い練習を乗り越えて長いシーズンを戦ってきたチーム全員を誇りに思います。
これだけ怪我人が出ていろんな選手が出場しながら、みんなが活躍したシーズンは過去を見てもなかったと思います。この経験はブルーレヴズの財産であり未来への希望です。
2023-24シーズンのブルーレヴズというのはそんな素晴らしいチームであったと胸を張って言えます。

しかし、2023−24シーズンを一緒に戦ってきたチームメイト・スタッフ・レヴニスタの皆さんと一緒に戦えるのも5月5日で最後になります。

最終戦であの感動をもう一度味わいたい!

来シーズンも静岡ブルーレヴズはリーグワン DIVISION 1で戦います。が、
23−24シーズンを共に駆け抜けたのは皆さんや私を含めた唯一無二のメンバーなんです。来シーズン以降、同じメンバーで戦うということは2度とありません。

年を重ねるごとにその重さというか尊さをシーズン終盤になると感じます。
だからこそ、ただの1試合ではなく過去から引き継いできた今シーズンのレヴズの集大成をチーム全員でパフォーマンスで体現して未来のレヴズに繋がる架け橋となるような試合にしなくてはいけないと考えています。


もちろんそれは選手の力だけでは体現できません。


チームが勝つための戦術を示してくれる監督・コーチ陣


選手が最高のパフォーマンスをするためにサポートしてくれる強化部スタッフ・MOTORS(試合に出ない選手達の名称)


最高のエンタメ空間を演出するために最高の準備と運営をしてくれる事業部スタッフ


そして、スタジアムで声援と手拍子を送ってくれるレヴニスタの皆さん


何一つ欠ける事なく全てが必要なんです。
全員で最高の雰囲気・空間の感動的な試合を体現しましょう。

みんなの想いが一つになって素晴らしい日になりますように。


声援をパワーに!



自分にできる最高の準備をして
5月5日は自分のためではなくチームに関わる全ての人のためにプレーします


ヤマハスタジアムで会いましょう!


日野剛志(ひのたけし) Takeshi Hino
静岡ブルーレヴズ(SHIZUOKA BlueRevs)所属のラグビー選手。ポジションは:HO(フッカー)。身長172cm、体重98kg。あだ名は「ひのちゃん」「たけし」「ヒノタケ」。日本代表キャップは5(2022年6月時点)。1990年1月20日生まれの33歳、4歳からラグビーを始め、福岡県立筑紫高等学校ラグビー部を卒業後、同志社大学ラグビー部に進学する。大学を卒業する2012年に、ヤマハ発動機㈱に入社し、同ラグビー部の「ヤマハ発動機ジュビロ」にてトップリーガーとしてプレー。サンウルブズやフランスTOP14トゥールーズなど海外リーグでのプレーも経験し、今に至る。2022年5月には、日本ラグビーフットボール選手会の会長にも就任。選手目線からラグビー界を盛り上げていこうと意欲的に活動している。チャーミングな笑顔と温かさで多くのファンを惹きつけており、選手だけでなくファンをとても大切にする紳士な性格。

みんなにも読んでほしいですか?

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