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お待たせしました!


遂に、遂に、待ちに待ったその瞬間がやってきた。

ノーサイドの笛と共にヤマハスタジアムが歓喜に包まれた。

レヴニスタの皆さん、サポートしてくださるスポンサーにフロントスタッフやレヴズクルーをはじめとする関係者の方々、そしていつも近くで支えてくれるコーチ陣にノンメンバー含め全員で勝ち取った今シーズン初勝利。

タイトルにもなっていますがあらためて声を大にして皆さんに言いたい。

「お待たせしました!!」



私自身、今シーズン全試合に出場してきましたが選ばれたメンバーとしての責任が果たせず苦しい時間を過ごしました。チームの中でベテランとはいえ開幕からこんなに苦しい期間が続くのはキャリアの中で経験がなくグラウンド内外でチームに貢献できていないなとずっと感じていました。
そしてこの日の自分のパフォーマンスには全く満足していませんが、何とかチームの勝利に貢献したいという気持ちを持ってプレーしました。

スクラムにもまだまだ伸びしろがありもっと強くなれる

勝てそうで勝てなかったこの期間、どうすれば成長できるか、改善してチームとして良いパフォーマンスが出せるか全員でもがいてきました。チーム全体、FW、BKのユニット、もっと少人数のスクラムやラインアウト毎のメンバーで毎週たくさんMTGを重ねて練習で準備をして試合に臨むの繰り返し、少しづつ良くなってきた成果がやっと結果に表れました。なによりこの日はチーム全員で相手より1点でも上回って勝つために80分間一生懸命プレーして掴んだ初勝利が何よりも嬉しかったです。観ていた方にも選手達の勝利への執念が伝わったのではないでしょうか。

全員でハードワークして掴んだ勝利

この苦しんだ経験は必ず今後のシーズンに活きるはず、いや活かさなくてはいけない。
なぜならシーズンはまだまだ続くしチームの最終目標は1勝することではなくもっともっと先にあるから。
ここで満足することなく引き続き次の試合に向けて成長するべく反省して良い準備をしていくことが大切。勝っても負けても毎試合積み重ねてチームとしての成熟度を上げていく繰り返し。






簡単に勝てる試合なんか1試合もない。









僕たちは全員が100%出し切ってやっと勝てるチーム。








だから勝った時の喜びは言い表せないし、全員で喜びを爆発させるのである。(もちろん相手へのリスペクトを忘れずに)


勝てなくても毎試合スタジアムへ応援に来てくれたレヴニスタの方々には本当に感謝しかありません。スタジアムでは暖かい声をかけてもらい、とある磐田の飲食店ではホストゲーム全試合行ってます、頑張って下さいと声をかけてもらいました。
どんな時でも応援、サポートをしてくれる人たちのためにもっと勝って一緒に喜べるようにまた明日から頑張ろう!
そう思えた最高の1日でした。

まだまだこれから!!
さぁいこうブルーレヴズ。



最後に【ひのたけシート】に参加してくれたみんなありがとう!!いつもみんなが試合後グラウンドに降りてきて会いにきてくれると本当に嬉しいし、またみんなと再会できるのを楽しみにこういった触れ合う機会をこれからも続けていきたいなと思います。まだまだホストゲームは続くのでチームの公式SNSや日野剛志のSNSから発信されるひのたけシート情報をチェックしてください!引き続きみんなからのたくさんの応募待ってます!!


日野剛志(ひのたけし) Takeshi Hino

静岡ブルーレヴズ(SHIZUOKA BlueRevs)所属のラグビー選手。ポジションは:HO(フッカー)。身長172cm、体重98kg。あだ名は「ひのちゃん」「たけし」「ヒノタケ」。日本代表キャップは5(2022年6月時点)。
1990年1月20日生まれの32歳、4歳からラグビーを始め、福岡県立筑紫高等学校ラグビー部を卒業後、同志社大学ラグビー部に進学する。大学を卒業する2012年に、ヤマハ発動機㈱に入社し、同ラグビー部の「ヤマハ発動機ジュビロ」にてトップリーガーとしてプレー。サンウルブズやフランスTOP14トゥールーズなど海外リーグでのプレーも経験し、今に至る。
2022年5月には、日本ラグビーフットボール選手会の会長にも就任。選手目線からラグビー界を盛り上げていこうと意欲的に活動している。
チャーミングな笑顔と温かさで多くのファンを惹きつけており、選手だけでなくファンをとても大切にする紳士な性格。